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Azure - 可用性セット クラウドとメンテナンスの関係

投稿日:2019年4月30日 更新日:

可用性セットと可用性グループについて説明する。Azureのサイトに記述があるため、こちらも参照。

引用:https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/manage-availability

2019年12月追記:

テンプレートから可用性セット付きVMを構築する方法について記事を追加しました。こちらも参照。Azure - 可用性セット付きVMをテンプレートで自動構築

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クラウドとハードウェアメンテナンス

クラウド利用者はハードウェアの管理をクラウド事業者に任せることができる。これがクラウド利用最大の特徴だ。ハードウェア管理から解放された運用管理者はさぞ、楽ができることを体感しているだろう。しかし、システムがある以上ハードウェアも存在する。そのハードウェアの管理をクラウド事業者が代わりに実施しているのである。

ハードウェアはしっかりとメンテナンスがされないといけない。ハードウェアは必ず壊れるし、ファームウェアも定期的に当てないといけない。

これが自社管理であれば、システム利用者と調整して土曜日の夜だったり、日曜日にメンテナンス時間を設けることができる。しかし、ハードウェアをほかのシステムと共有して使っているクラウドではそうはいかない。誰かのために、ハードウェアメンテナンスの時間を調整することはできないのだ。

Azureクラウドのハードウェアメンテナンスは、Azure主体で行われる。

可用性セットとは

簡単に言うと、データセンター内のハードウェア分散である。可用性セットとはAzure特有の考え方である。VMを作るときに選択する必要がある。下記の図はVM構築前に事前に可用性セットを作っておいた。この順序で構築することをおすすめする。

構築順序の参考:

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可用性セット-更新ドメイン

ポイント

ハードウェアの更新があるときに、同じドメイン内のVMは同時にハードウェア更新を行わないように調整されること。

こういったことがあるために、システム全体に更新失敗の影響が及ばないようになっている。

計画的メンテナンス中は、更新ドメインの再起動が順番に処理されない場合がありますが、一度に再起動される更新ドメインは 1 つのみです。 再起動された更新ドメインには、別の更新ドメインでメンテナンスが開始されるまでに、復旧するための時間として 30 分が与えられます。

可用性セット-障害ドメイン

潜在的な物理ハードウェア障害、ネットワーク障害、または電力の中断の影響を低下させることができます。

 

引用元:Azure での Windows 仮想マシンの可用性の管理https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/manage-availability

これらの考え方があるため、VMを作る場合は、可用性セットを最初に作ってから、そのグループ内にVMを作るようにしましょう。

注意ポイント

少し考えると理解できますが、まず最初に可用性セットを作ってからVMをそのグループ所属で作らないとだめです。

あとから可用性セットを変更することはVMの作り直しが必要です。

参考:リソース マネージャー (ARM) 環境で既存の VM を既存の可用性セットに追加する方法https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2016/06/08/addavasetvmarm/

設計のポイント

ポイント

商用システムであれば、可用性セットはほぼ必須だと考えてください。そして必須の知識のため、まずは仕様を確認してからVMの設計をするようにしてください。

VMが複数台ある場合は、どの可用性セットにどのVMを入れるか考えてください。これはシステム全体の耐障害性設計の話になります。

こういった障害に対する設計は、障害が発生した時に設計ミスが顕在化します。そうなったときは目も当てられません。いままでの説明がすべて嘘に見えるからです。よく仕様を確認してお客様に説明しましょう。

 

クラウドといえど、実際はデータセンターがあり、ラックがあり、サーバがあります。それを間借りしているにすぎません。ハードウェアは必ず壊れます。そして、ハードウェアに対してファームウェア等様々なアップデートが必要です。

こういった背景があることを理解していると、この可用性セットと可用性グループの必要性を理解できるでしょう。

データセンター側の都合でアップデートは行われます。それは、ユーザ側でコントロールできません。なので、アップデートが起きるタイミングでシステムが停止しないようにする観点が必要です。

 

クラウドといえど、実際はどうなっているか頭の中で想像して理解しながら設計をしましょう。

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