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リソースグループの説明
ポイント
仮想マシン(VM)やDISK、ネットワークセキュリティグループ(NSG)はすべて、どれか一つのリソースグループに所属する仕様がある。
リソースグループは、画像のように一つのリソースグループの中に、さまざまなサービスが所属することになる。
リソースグループ依存関係
画像の意味を説明する。
枠の中心にVMやDISKがある。それらを囲う枠に、仮想ネットワーク(Vnet)やネットワークセキュリティグループ(NSG)がある。一番大きな枠にリソースグループがある。
この関係を覚えてほしい。リソースグループがあり、その中に各サービスを作っていく(所属させる)。という考え方だ。
そのため、Azureを使う上で一番最初に設計するサービスはリソースグループということになる。
リソースグループ設計のポイント
どの単位でリソースをまとめるか?これに正解はない。
リソースグループは、リソースグループ単位で、削除ができる(できてしまう)という特徴がある。なので、誤った削除からシステム破壊を防ぐためにある程度リソースグループは分ける設計が良い。
これをどうやって分けるか。私のお勧めは、サーバの役割単位で分けることだ。APサーバならAPサーバグループ。データベースならデータベース。監視なら監視という単位。理由は、管理が楽だからである。
例えば、リージョンごとの本番環境、開発環境の単位。アプリケーションサーバ、データベースサーバの単位でわけることもできます。
Azureクラウドの特徴として、自分が作っていないものも、自動でリソースグループの中に作られます。前章にあった画像だとOSのDISKがそうです。なので、ある程度リソースグループを分けると管理も楽になります。(自分が明示的にパラメータを入れて作っていないサービスがリソースグループの中にあると、後で見返してもわからないということが発生します)
制約
リージョンを跨ぐリソースグループは作れません。なので、DRサイトを作る場合や別リージョンに開発環境を作る場合は、新たにリソースグループを作らないいけません。
次回は、リージョンの設計方針について記載する。
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