初心者の人で一番困ること(私もそうだっだ)は、Azureについて何から手をつければよいか・・・それすらも分からないということだろう。
上から言われて・・・お客様から言われて・・・Azureを使うことになったという人も少なくない。私もそうだった。
しかし、そんな私も今では、Azureで何度も開発を経験し、システムを世に出してきた。
何から手を付ければよいのか分からない。このページがそんな人の手助けに慣れれば幸いだ。
おすすめの勉強方法
本(技術書・解説書)を読む
何事もまずは、概要や全体像をつかむことが大切だ。
私が他人から「何から始めればよいか。」と質問された場合はどんなサービスがあるのか本を読んで、頭の中に知識を入れよう。と回答する。
この2つは特におすすめの書籍である。
Azureはどんなことができるのか?という初めて触る人の疑問に対して、大体答えが書いてあり、Azureの概要を掴むことが出来る。
「Azure 実践ガイド」
二つともKindleで買える。そうすれば持ち運びが便利であり、スマートフォンで読めるようにしておけば会社にいる間も勉強できる。
余談だが、Kindleなどの電子書籍は検索ができるので、技術関連の書籍には大変向いている。キーワードの検索が早いからだ。
クラウドの技術更新はすさまじい速さ
Azureも、もちろんAWSも、そうであるが、新しいサービスや、サービスの更新が非常に多い。一年前の情報を全く役に立たないということがある。
「xxxは一年前はAWSの仕様で出来なかった。(でも今は出来る。)」
ということが多々ある。
前のプロジェクトでは全く採用しなかったサービスが次のプロジェクトで使ってみると、簡単に要件を実現出来たということが発生する。
そのため、Azureの概要をつかんだら、継続的に情報を更新し続けないといけない。
ポイント
上二つの本も常に情報が最新とは限らない。しかし、根本的なサービスは劇的には変わらないし、初心者の人が触るところや気になるところはほとんど変わらないから四の五の言わずにまず読めばよい。
実機で検証する
本を読んで、学んだことをクラウドの実機で試す。そして、不明点を調べる。社会人で働いているSEであればこの流れは常識であろう。
そして、少しは自己投資をすべきだろう。
Azureを自分で契約して、仕事終わりに家で少し触る。(もちろん触らないときはインスタンスは停止しておくこと!)
これで月一万円もかからないくらいで、どんどん自分のクラウドアーキテクトとしての実力も上がるだろう。評価も上がるため、増えた給料で自己投資分は回収できるはずだ。
そして、自分でAzureなりAWSなりクラウドを使っているということは、身銭を切っているため、どれくらいお金がかかるのか。お客様に提案するランニング費用(クラウド利用料)の感覚も養えるだろう。
まとめ
四の五の言わず、やってみなさい。効率的に・・・なんてことを言わずにここに書いてあることをやってみなさい。
ポイント
将来を決めるのは今の自分の行動。
会社にいる間だけで差を受けるなんて無理。
インフラSEは自分で手を動かしてなんぼ。