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異動や転職を考えた時にエンジニアがするべきこと
こちらの記事で異動した時の気持ちについて書いた。今度は”スキル”という観点から異動する前にやっておいて良かったことについて書こうと思う。 私の場合は、同じ会社内の異動だけれども、この記事に書いてあ ...
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どういう人がIT業界で活躍できるのか
ポイント
やっぱり、人よりも技術がある人、自分の強みを持っている人が活躍している。
これはIT業界に限らずどこの会社でも同じだと思う。転職する時は他人と比較して自分が誇れる強みや価値がないと厳しいと思う。
ITスキルがない人は厳しいかも
IT業界が他の業界とちょっと違うかもって思うことは、ITのことをまったく知らない人が来ても大丈夫だよ!とは、全く言えないところ。
- 例えば新しく転職してきた人が一から教えてくださいって言える職場はないんじゃないかなと思う。なので勉強するためにIT業界へ転職することはやめた方が良い。きっと後悔する。日本語で打ち合わせして、あとは書類を書いて終わりなんて仕事はないです。
- あと、コミュニケーションが大事と言われるが、その前の大前提で、コミュニケーションは技術用語で行われるので日本語以外にITスキルがないと厳しいです。
- そして、ワード、エクセルの関数や表、きれいな資料作り(設計書)は出来て当たり前。その上で、わからないことは自分で調べて解決する能力も必要。
でも、なんやかんや新卒に対してならしっかり教えてくれる不思議な習慣がある。(多分、新卒の時に自分も教わったことがあるからだと思う。転職は即戦力という期待がある。)
流行の移り変わりが激しい=自分の強みが失われる危険
IT業界は技術の移り変わり、流行り廃りが激しい特徴があります。分野を一つ学んで終わりとはならないです。それはずっと続きます。
クラウドだ、AIだ、IoTだ、DX(デジタルトランスフォーメーション)だっていうけれど、どれも最近出てきた言葉。また、何年か後には新しい言葉がきっと出てきます。
だから、最新の技術に置いて行かれないように常に自分から学ぶような人じゃないと無理だと思う。
そもそもIT業界で何をしたいのか
今の会社でITスキルを磨いて、そこで能力を発揮すればいいんじゃないの? って素直に思う。よく外から来る人はプログラミングのことを言うけれど、ITってプログラミングだけじゃないですよ。
プログラミングだけしたいなら、趣味でいいんじゃないかな。なんか外から見たら華やかな業界って思うかもしれないですが、隣の芝生は青く見えるのです。
転職する前に業界標準を見て、人材として何をしたいのか、考えてほしい。
IPAの人材タイプを見て、何をしたいのかはっきりと言える人は少ないです。
でもやっぱり楽しいし、ずっと関わっていたい
ポイント
世の中にないものを自分の手で作る。これは達成感がすごい。ただ答えがないので、自分で作り上げないといけない難しさがある。
ITには世の中を変える力が有り余っているし、無限の可能性があると本当に思っている。一人で作ったものが何万人にも影響を与える可能性があるということは素晴らしい。本当にIT革命だと思う。
まとめ
まず、今の会社で輝けるスキルを持っているか確認しましょう。そして、転職前にITスキルを身につけましょう。
今の時代ITスキルがあればどこでも通用します。そう考えると早めに転職してキャリアアップを目指すことはありかとも思います。