このページは株式投資で今から資産運用を始めよう!と考えている人向けに書いている。
株式投資を用いた資産運用は、その意味するところの通りお金に関わることだ。知識がないまま自己流で資産運用を行なっているとかならず痛い目にあう。けれど、正しい知識を持って資産運用をすれば良い結果になる可能性がぐんと上がる。そのためには、まず本を読んで株式投資や資産運用の概要と知識を覚えよう。
私はここにリストした本をすべて読み、その上で投資をしている。
おすすめの本-基本編
株式投資・資産運用を始める前に、まずは心の持ち方、考え方、投資の基礎を自分の中にインプットすべきだろう。ここにリストした本は、細かい分析は抜きにして、株式投資や資産運用とはどういった考えで行うべきということが大まかに書いてある。
初心者がいきなり難しいことを勉強しようと考えたって、基礎が出来ていないので正しく情報を得ることはできない。まずは簡単な本で株式投資、資産運用の大枠を掴んではいかがだろうか。
初心者でも読みやすい簡単な二つをピックアップした。
金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

マンガでわかる最強の株入門
こういった初心者はこの本「最強の株入門」がおすすめ。
漫画とあるが、漫画だけではなく文章での解説もあり、その中身もちゃんとしている。表紙だけで判断していた初心者は買ってみても良いだろう。内容的にも、投資の大枠がまとめっていて、株式投資って簡単そう!って思えるような構成になっている。
長期的投資スタンスの考え方
私は基本的にアメリカ市場への長期分散投資を投資スタンスにしている。同じような考え方の人におすすめなのがこれらの本。私の投資スタンスと成績についてはこちらを参照。
ETFはこの7本を買いなさい―――世界No.1投信評価会社のトップが教えるおすすめ上場投資信託
インデックス投資のポートフォリオについて説明されている本がこちら。とにかく最初は、だれかの真似をしたい。誰かにすがって恐る恐る投資をしてみたいと考えることがある。私もそうだった。
ETFを用いてインデックス投資をする人は必ず読んで欲しい良い本である。他人のポートフォリオバランスを頭に入れておくことは良い勉強になる。
なお、ETFとはインデックス投資のことである。企業が発行している株を個別株というが、その個別株をジャンルごとにまとめて平均値のような値を出したものを指数という。その指数に連動するように、個別株を集めたのがETF。という感じだ(無理やり説明するとそんな感じ)。
大量の資金が無くても個人で分散投資が出来てしまうのがETFだ。


ウォール街のランダム・ウォーカー株式投資の不滅の真理
敗者のゲーム
ファンダメンタル分析の基礎
会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方
難しい数式や理論が書いてあるファンダメンタル分析の本よりも、この本に書いてある「こことここを比較して見る!」みたいな方が初心者は分かりやすいし、実践したくなる。
初心者向けのファンダメンタル分析の本を探している人はおすすめ。ちなみに四季報を題材にしているだけで、四季報を追加買う必要はない。四季報はお好みでどうぞ。
大事なことを最後に
資産運用で“必ず”という言葉は存在しない。なにかの記事に“必ず”という言葉があったら、PRか詐欺かどちらかだろう。大体はどこかに小さく条件が書いてあるはずだ。
お金儲けを考えている人は世の中にたくさんいる。そして、お金儲けの初心者、資産運用初心者を相手に悪巧みを考えている人も沢山いる。うまい話なんてないし、うまい話なら誰にも教えないで自分だけでやっていれば良い。悪い人に騙されないように気をつけよう。
どうやって自分を防御するか、それは、正しい知識を身につけ相手に騙されないようにするのだ。SNSやスマホの広告は、特に気をつけよう。本当にお金に好かれている人は派手な生活なんてしない。謙虚に、誠実に生活していると私は考えている。
株式投資から資産運用を始めた最初の頃は、とにかく不安な時期が続く。そんな時は落ち着いて本を読んで知識を蓄えて不安に打ち勝とう!