5年前に100万円ほど投資をしていたら?という仮定でシミュレーションをしてみた。適切な株に投資をしていたらどれくらい資産が増えるのだろうか、ご自身の投資・資産運用の参考にしてください。
驚きの評価額6倍!
まずシミュレーション結果をまとめた表がこれだ。
やはり驚異の倍率。もしアマゾンに、5年前に投資をしていたら2020年の現在は評価額が約6倍になっていた。マイクロソフトでも3倍以上である。
5年前既にこれらの企業は世界的な企業だったはずだ。日本人でも知っている企業であり、多くの人が製品を使ったことがあるだろう。アップルもグーグルもみんな知っている。5年前の各会社の知名度や景気状況を考えてみても、それら有名企業に投資をすることは可能であっただろう。
資産運用をすることで、ただ銀行に貯金をしていても手に入らなかった資産を手に入れることが出来るというシミュレーション結果になった。もちろんこれは仮定の話。ただ、投資や資産運用は早めに始めれば始めるほど、差が出るのだ。
シミュレーション結果は値動きに耐えられればの話
ただし、これは結果を知っているから5年間もの長い間、株価が上がるのを待つことが出来たのだ。こちらの図を確認してみよう。上に伸びるほど、株価が前日から上昇、下に伸びるほど株価が前日からマイナスになるという意味だ。
例えば、アマゾンでも個別株の値動きを振り返ってみると、マイナスになる時期もあるし、増えない時期もある。
さきほど実施したシミュレーションはその期間を耐えることが出来ていればの話である。こちらの記事にある通り、本を読んで勉強すれば長期投資のスタンス通り激しい値動きを見ても耐えられたかもしれない。
初心者におすすめはアメリカ市場平均のインデックス投資
個別株ほど値動きはないが、着実にゆっくりと分散投資が出来る投資先がある。それはETFのVOOやVTIなどである。値の激しい上昇はないが、逆に激しい下落もない。市場平均のため、アメリカ市場が成長すれば、同時に値も上昇するようになっている。
図のように、青色の”VOO”のグラフに注目すると上昇率はそこまででもないが、アマゾンやマイクロソフトと同じような動きをしている。
ETFや初心者が最初に読むべき本はこちらの記事にまとめてあるので参考にしてください。ウェルスナビやTheoなんかも投資初心者はおすすめ!
アメリカ株は配当狙いも可能!
株価の上昇や下落に耐えられない人は、さきほどの表にあるコカ・コーラやP&Gを見て欲しい。グラフだと下の二本だ。これらは一株当たりの配当が優秀なのである。
値動きはそこまで大きくない反面、配当額が大きいため、配当狙いならこちらの企業もおすすめである。投資をしてために値動きを確認する程度でも問題ないほど値動きが少ない。安心して寝られるだろう。
プログラミングが出来ると自分なりの株価分析が出来る
この記事の最初の方に書いたが、記事中に使用したグラフは自分で作成している。値もプログラミングを行いYahoo!ファイナンスから長期間の株価データを取得している。
私と同じように自分自身で株価予想、比較、分析などをやってみたいならPythonを勉強すべき!Pythonの評判などは、ネットで検索すればいろいろ出てくるだろう。
このサイトにも詳しい説明があるのでぜひ参考に。
さいごに
個別銘柄を選ぶ時間がない人は、投資は早めに始めれば始めるほど、恩恵を受けるのだ。投資が怖いというのは投資の概要、リスクなどを知らないからだと思う。私もそうだった、そういう人はまずこちらを参考に勉強してみてください。